当社で活躍する社員インタビュー連載第4回目は、できる若手営業として全国を飛び回る、26歳の河村啓太さんにお話を聞きました。普段、本社にいることは滅多にないという河村さんの業務内容や生活とは?発売から大好評の噂の商品も登場です!
本社にいるのは月2日!ホテル暮らしのレアキャラ社員
―現在のお仕事内容を教えてください。全国の問屋さんに当社の商品を提案する営業をしています。担当エリアは、兵庫県以外の近畿、北陸、四国です。―かなり幅広いですね。普段、河村さんに会う機会はほぼなく…。そうなんです。本社にいるのは月2回程度。あとは、各地でホテル暮らしをしています。そのため、レアキャラと呼ばれています(笑)。―確かに…、河村さんが社内にいるとかなりレアです。では、問屋さんへの営業について教えてください。
当社の営業は、少数精鋭で行っています。営業部の人数は6人です。この数で、全国のスーパーマーケットやコンビニエンスストアなどに営業へ赴くのは困難です。そのため、基本は中間業者である問屋さんに入っていただき、全国のあらゆるお店に当社の製品を置いていただくスタイルをとっています。―つまり、河村さんをはじめとする営業が動かないと、商品が全国のお客さまに届かないと。そうですね。重要なミッションを担っていると思います。営業は直接お客さまにコミットする仕事ではないかもしれません。しかし、僕が問屋さんへ提案したことによって、商品がお店の陳列棚に並ぶ光景を見るのはとても嬉しいです。ただ営業するだけでなく、新しいネタを携えてお客様を訪問することもあります。例えば、各スーパーの売り方や陳列方法などを知るためリサーチに周り、その結果を綿密に集計します。その時間に、半日ほど費やすことも……。問屋さんが何を知りたいのか、どんな結果を求めているのかを聞き逃さないよう心がけています。
営業は天職!個々の輝きを引き出す社風に惹かれて
―入社理由を教えてください。地元は福山市だったので、そこに近い会社に就職したいという思いがありました。また、大学での専攻は経済だったので、就職活動をする際、経済学部出身なら営業だろうという思い込みがあったんです。それに、居酒屋でのアルバイト経験から、人と触れ合える仕事がいいなと漠然と考えていました。まるか食品は総合職採用なので、どの部署にいくかは基本わからないのですが、入社前から「君は営業向きだね」と社長から伝えられていました。
―決め手となったのは?
社内の雰囲気がとても良かったんです。コミュニケーションが活発かつ円滑な企業文化なのだろうと期待が湧きました。また、他社と比較しても、就職前から会社に来る機会が多く、内部まで詳しく見せてもらえました。それに、人事の方が20代だったので、面接時の話しやすさもあったと思います。僕も今、採用人事を兼任していますが、とにかく若手に活躍の場を与えてくれるんですよ。ここしかないなと思いました。
成功のカギは人との信頼関係
―これまで一番嬉しかった出来事は何ですか?飛び込み訪問時に商品を買ってもらえたことです。当社は、除菌水も販売しているのですが、僕が最初に配属されたのはその除菌水担当の部署でした。そこでは飛び込み営業が基本だったので、セールスの基礎を学びましたね。初回訪問で僕を受け入れてくれ、商品を買ってもらえるというとびきりの嬉しさを体験しました。―飛び込み営業は辛いイメージがあります…。そんなことありませんよ。営業研修体制がしっかりと整えられているので安心です。それに、飛び込み営業では、初めて会う相手の時間をいただくことになるため、常に謙虚な態度を保つことを学べました。また、僕は常にポジティブシンキングなので苦はなかったです。ちなみに現在の部署では基本、飛び込み営業はありません。
―仕事において一番大切にしていることを教えてください。人との関係づくりです。取引先の問屋さんとの信頼関係を一番大切にしています。やはり、心が通じなければ、関係も築けませんから。―最近は、提案型営業に力を入れていると聞いています。提案型営業とは、問屋さんと一緒に各スーパーさんなどへ赴き「当社の商品を置いてください」というお願いするスタイルです。最近では、問屋さんと一緒に商談へ連れていってもらう機会が増えてきました。これこそ、問屋さんとの関係性が出来上がっていないと不可能なことです。当社の商品が売れたら、問屋さんもお店も利益が出る。僕のアクションで、誰かが幸せになれると思うと、ものすごくやりがいを感じますね。
休日はスポーツで汗を流してリフレッシュ
大体、体を動かしていますね。サッカーとゴルフに打ち込んでいます。サッカーは小学1年生の頃から続けていて、現在も福山の社会人サッカーチームに所属しています。ゴルフは大学生の時からはじめました。
―なんと!スポーツマンだったんですね。スポーツはもう習慣化されていて、体を動かすのが僕にとっては当たり前なんです。やはり、最高のリフレッシュになりますよ。日曜日は大体、サッカーの試合に出ています。
―えっと…。この写真は何でしょうか。
動物園のチンパンジーと僕です。実は僕、岡山県の池田動物園のチンパンジーと会話ができる特技があります!人だけじゃなく、動物とも心をかわせるんです。これは冗談ではなく、本当です(笑)
広島発の企業がコラボ「かっぱえびせん・イカ天瀬戸内れもん味ミックス」
―それでは、当社製品の中で一番のおすすめを教えてください。2018年にカルビーさんと共につくった商品、「かっぱえびせん・イカ天瀬戸内れもん味ミックス」です。カバンに入れやすい小袋サイズとあってか、ビールのお供にぴったり。新幹線口などで購入頻度が高い商品です。スナック感覚で手に取りやすく、サラリーマンの方をはじめ、女性にも人気があります。イカ天瀬戸内れもん味と、かっぱえびせんが半々の量で入っており、やみつき間違いなしの推し商品です。
―どういう経緯で誕生した商品ですか?
広島発祥企業のカルビーさんと当社の社長が話をしている中で、「同じ広島発祥の企業同士で、広島のためになるものをつくりたい」という話題が上がったそうです。かっぱえびせんは、広島スタートの広島色が強いお菓子、そしてイカ天瀬戸内れもん味も広島発祥のお菓子。じゃぁ、それらを混ぜてしまおうと意気投合して誕生した商品です。
―実は、河村さんが最も売った商品だと…。
そうなんです、ありがたいことに。実は、売れる実績を作りたいと思い、某大型スーパーに量販店専用の什器を持ち込んで設置させてもらい、販売テストをしました。そうしたら、なんと、通常の20倍の売上を記録したんです。それを成功事例として問屋さんに説明をしてまわると、たくさんのお店が「かっぱえびせん・イカ天瀬戸内れもん味ミックス」を置いてくれるようになりました。―それでは最後に、全国のお客さまにメッセージをお願いいたします。
いつも当社商品をお買い求めいただき誠にありがとうございます。僕は、自分の取り組み方次第で、ビジネスを超えた人と人との繋がりをも実感できるこの仕事に魅了されています。今後はより一層皆さまの「心の健康」に寄り添える、おいしい商品づくりと、それらを全国にお届けできるよう邁進していきたいと思います!
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当社で活躍する社員インタビュー連載3回目は、大ヒット商品「イカ天瀬戸内れもん味」の開発者が登場!現在は製造部部長として指揮を執る坂本摩理さんに、入社からこれまで、そして誰もが気になる「イカ天瀬戸内れもん味」の開発秘話に迫ります!
安心安全かつおいしい「イカ天瀬戸内れもん味」を全国へ
―現在の業務内容を教えてください。「イカ天瀬戸内れもん味」の製造ラインで、製造管理をしています。同製品のみを作る2019年に新設された第3工場が私の持ち場です。そこでは、メンバー8人が粉練り、粉付け、フライ、選別、まぶし、包装、箱詰め、梱包までを連続作業で進めています。私の主な仕事は、ライン停止を防ぐ調整と、お客様からの受注に合わせて効率的に生産が出来るようにするための原料や資材の入荷確認や生産計画です。―「イカ天瀬戸内れもん味」を作っている工場の統轄をされているのですね。そうですね。総監督をイメージしてもらうとわかりやすいと思います。同製品の製造数は、平均すると1日で約1万8千袋です。ラインが止まってしまうと出荷に多大な影響を与えてしまうので、正常に稼働できるよう、生産機器の部品交換や定期清掃などの計画も立てています。
―入社のきっかけを教えてください。一番の動機は地元で食品に関わる仕事がしたいと思ったからです。私は、食べ物を食べたり作ったりするのが好きで、大学時代には食品製造の勉強をしていました。―「まるか食品」が、まさに思い描いていた職場だったと。そうですね。それに、私が入社する少し前、「尾道工業団地」ができ、以前の「神田工場」から現在の本社がある場所へ拠点を移そうと検討していたタイミングだったんです。そのため先代の会長が、私が通っていた大学の教授に工場設計などについてアドバイスを聞きにきていました。―なんと!大学で「まるか食品」と出会ったんですね!ラッキーなことに、移転のための視察の際、「君も行ってみる?」と教授から声をかけられたんです。もちろん興味があったので即答で「はい」と答えました。そうして、「神田工場」の内部を見せてもらい、揚げたてのイカ天も食べさせてもらったんです。とても美味しかったので、「これを毎日食べられたらいいな」と思いました(笑)。私は、食べ物の中でも特に魚介類が好きなので。
常に最善を尽くし未知の領域に挑戦
―現在に至るまで、あらゆる業務を経験されたと聞いています。品質管理や営業、商品開発など、さまざまな経験をさせてもらいました。また、資格類取得にも力を入れました。例えば、辻調理師専門学校の通信教育では和食や洋食、パンなどの勉強や製菓衛生師の免許を取得しました。商品開発に活かすためです。その他、食品製造を会社として行うのに必要な第1種衛生管理者や危険物取り扱い者、食品表示管理者なども取得して仕事に生かしています。
―そんなにたくさん!お金も時間もかかりそうです。当社には、免許や資格取得のための費用を全額会社が負担してくれる制度があるんです。大変ありがたかったですね。もちろん、適用されるのは合格した場合のみです。働きながらの勉強はなかなか大変でしたが、「まるか食品」で培ってきたこれまでの全てが、現在の私の糧になっていると思います。―仕事をする上で大切にしていることはありますか?先代の会長から「今やっている仕事がベストじゃない。もっといい方法があるはずだから常に最善を尽くし、よく考えて取り組みなさい」とよく言葉をかけられていました。入社から現在に至るまで、常にフロンティア精神を持ち、新しい道を切り拓いていく姿勢を忘れないようにしています。
幾度もの失敗を乗り越えてヒット商品が誕生
―坂本さんは、当社の主力製品「イカ天瀬戸内れもん味」を開発した第一人者! しかし、開発段階では社内で猛反対にあったと…。今はおそらく、レモン味は当たり前のフレーバーですよね。広島県産レモンを使った商品は、広島のお土産代表格のような存在です。しかし、当時は酸っぱい味に誰もが慣れていませんでした。「ちょっと酸っぱい」レベルのものはありましたが、「イカ天瀬戸内れもん味」ほど酸っぱい製品は、県内どこを見渡してもなかったんです。社内全員が、はてなマークを浮かべていたと思います。
―なぜ、酸っぱさにこだわったのでしょう?食べてすぐに、レモン味がわかる商品にしたかったんです。中途半端だと、印象に残りません。偽物っぽくならないよう、本格的なレモン味にしたいという気持ちがありました。味付けを依頼しているシーズニング会社さんに、「もっと酸っぱくしてください」と改良依頼を出すたびに、「こんな酸っぱいものは作ったことがありません。ほんとですか?大丈夫ですか?」って何回も聞かれましたね(笑)。最後は、「酸味をください」と私からお願いして、自身で表現したかった酸っぱさに調整したんです。―現在の一口サイズにも反対があったとか。実は、味よりもサイズに大きく反対されたんです。理由は、作るのが大変だからです。それまでの製品より、3倍以上の手間がかかり大量生産に向かないと言われ、「それだけはやめてくれ」と社長からも懇願されました。結局最後は、工場の女性パートさんにアンケートをとり、「作るのは大変だが、自分が食べるのなら小さいサイズがいい」という女性からのリアルな声を社長に届けました。加えて「1度出させてください。これでダメだったら変えますから」と説得しましたね。そうして社長から、「そこまで言うんだったらしょうがない。やってみようか」と言っていただき、2013年に無事発売できたんです。
そこまで押し切れるのは自信がないとできないことだと思います。プレッシャーはなかったんですか?全くなかったです。それ以前に、たくさんの失敗を経験していますから。売れない商品を何回も作ってきたので「これが売れなくてもなんとかなる。また新しいものをつくればいい」と思っていました。でも、売れてよかった(笑)!
プライベートも「おいしい」を求めて日本各地に
―お休みの日はどう過ごされていますか?パンやお菓子が好きなので、休みの日には新店パン屋さんをまわったり、話題の飲食店へ社内メンバーや友人とご飯を食べに出かけています。休みの日に限りませんが、3ヶ月に1回は部署での懇親会があります。会社から1人3000円の補助が出るので、チームメンバーと食事を囲みながら、普段の作業での大変なことも和気あいあいと話ができるので、リフレッシュできていますよ。
―当社は、チーム力の高さが誇りです!他、坂本さんのプライベートを教えてください。旅行も好きなので、計画を立ててしばしば出かけています。直近では東北の仙台、山形、岩手に2泊3日で旅行に行きました。現地では、お寺や景色のきれいな場所を訪れ、おいしい食べ物をいただいてきました。あとやはりパンですね(笑)。旅行先で魅力的なパン屋さんを見かけると、どうしても寄ってしまいます。
―やはり、おいしいものには目がないんですね。お酒も好きなんです。ビールは、その土地の味が詰まったクラフトビールが好きです。山形では、さくらんぼのクラフトビールを飲んであまりのおいしさに感動しました。それに、日本酒も好きです。東広島の蔵開きには毎年のように参加しています。試飲がたくさんできるので、幸せな場所です(笑)。
広島から世界へ!今後は海外展開を視野に
もちろん、私自身が開発した「イカ天瀬戸内れもん味」です。2024年2月には、ジャパン・フード・セレクションでグランプリを受賞しました。たくさんのお客さまに愛していただける商品になったことを何より嬉しく思います。
―最後に、全国のお客さまへメッセージをお願いします。当社には、「イカ天瀬戸内れもん味」以外にも、さまざまな味付けをした商品が豊富に揃っています。イカ天だけで約20種類、のり天も10種類以上のレパートリーがあり、プレーンなオーソドックスな味付けのものから、直近ではヤンニョム味ののり天や燻製味のイカ天が発売になりました。また、お酒のおつまみとしてだけでなく、ノンアルコールに合う商品開発も行っています。
さらに、ムスリムの方にも楽しんでいただけるよう、海外向けのハラル認証も取得しました。今期は、対米HACCP認証取得を目指し、日本のみならず世界中で当社製品を食べてもらえるよう注力します。今後の「まるか食品」にも、どうぞご期待ください!
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当社で活躍する社員インタビュー連載第2回目は、イカ天の味を決める「衣」をつくって22年の岡本力也さんにフォーカス!気になる仕事内容や光る職人技、当社製品から一推し商品を聞きました。
ひたすら衣をつくり続け、この道22年
―業務内容を教えてください。製造1部で、イカフライの「衣」となるバッター液をつくっています。当社の衣は、小麦粉をはじめとるするさまざまな調味料を混ぜたオリジナルです。各調味料や水の基本分量は決まっているので、計量して混ぜるという作業が私の任務となります。
―小耳に挟んだのですが、その分量も季節によって若干異なると…。そうですね。施設内はエアコンが効いていますが、やはり夏場と冬場では、同じ配合をしてもバッター液の出来上がりが全く違うんです。暑い夏はバッター液が薄くなり、寒い冬は濃く硬くなる場合もあります。そんな時は、水や粉の配合を調整しています。
―それはもしや、岡本さんの勘による力量が大きいのでしょうか?はい、ほぼ勘です。その日のバッター液を見ただけで完成品が想像できます。もちろん毎朝テスト運転をしますが、数値だけではない繊細な感覚が必要なんです。この作業を22年間続けて居るので、それゆえの技かもしれませんね。
パワー系作業も難なくこなすストロングマン
―素朴な質問なのですが、22年間の同じ作業に飽きたりしないのでしょうか…?それが全く飽きないんです。2002年に入社してから22年間、ずっと楽しく仕事をしています。仕事にしっかり集中させてもらえるこの環境は、むしろ嬉しく思います。私の性に合っているのだと思います。
―力仕事だとも聞きました。業務用の小麦粉やその他調味料の袋は、一袋で10kg、25kgとひとつひとつが大きく重たいんです。砂糖に関しては、1袋30kgもあります。その袋を持って運んだりするので、かなり力は使いますね。―頼りになります!その他、仕事において心がけていることはありますか?「基本に忠実に」です。気温によってバッター液の粘度は左右されど、やはり基本的なことを間違えると全てがダメになってしまいます。私が担当している撹拌機は手動です。水を入れて止めるタイミングも、自分の手です。気を抜かないよう細心の注意を払っています。
充実した環境で働きながら聞くお客さまからの嬉しい声
―入社のきっかけを教えてください。高校3年生の進路を考えはじめた頃、「先輩が『まるか食品』で楽しく働いているようだ」と高校の先生から教えてもらい、面接を受けてみようと思ったのが始まりです。ただ何も知らずに面接を受けるのも失礼だと思い、当社のイカフライを買って食べてみました。そしたらすごく美味しくて…!この美味しさを、たくさんの人に届けたいと思ったんです。――バッター液はイカフライの味の決め手となります。まさに美味しさの基礎を作っている岡本さんのやる気の源は?お客さまの声です。数年前、プライベートで宮島に行ったとき、ある縁で入った旅館のお土産コーナーで当社の「イカ天瀬戸内れもん味」を見つけました。スタッフさんから「こちら、おすすめですよ」と言われたので、「実はこれ、私が作っているんです」と答えました。そうしたら「こんな素晴らしいものを作ってくださり、ありがとうございます!」と言っていただいたんです。涙が出るほど嬉しかったですね。
―それは嬉しいですね。お手紙などもいただくとか?会社に届いた「お客さまの声」は、社内全体で閲覧できるようになっています。「美味しかった」というお手紙やメールも、本当に嬉しく読んでいます。―社内の雰囲気はどうですか?和気あいあいとしており、有給休暇もしっかり取れます。むしろ取らないと注意されます。働く環境は、年々改善されていると思いますよ。そして社長の存在が身近であることも大きいです。社長って、雲の上のような存在というのが一般的だと思いますが、当社の川原社長は、気軽に声をかけてくれるので親しみやすいです。
実はかわいいものが好き!UFOキャッチャーの達人
―向島の出身で、現在も向島に住んでいると聞きました。高校卒業後は、東京など都心に出ようとは思わなかったのでしょうか?全くないです。尾道一帯が大好きなので、一度も出ようと思ったことがありません。入社してから、東京に研修などで行かせてもらったこともあるのですが、人が多すぎて……。瀬戸内ののんびりした空気感が好きなんだと思います。―お休みの日の過ごし方は?父が足を悪くしてからは、親の買い物の付き添いが休日ルーティンです。その際に立ち寄るゲームセンターで、景品を取ることが息抜きになっています。
―これは呪術廻戦のフィギュアですね?アニメがお好きなんですか?アニメ全般、特にガンダムが好きですね。でも実は、サンリオキャラクターのシナモンロールが大好きで…。本当はシナモンロールの景品をとった写真を載せたかったんですが、たまたま寄った施設のUFOキャッチャーにシナモンロールがなく、この写真はちょっと不本意です(笑)―シナモンロール?!あのキュートなシナモンロールですか?はい。とにかくかわいいじゃないですか? 部屋のベッドサイドは、シナモンロールグッズがたくさんあります。自分で言うのもおこがましいですが、ちょっと乙女チックなものが好きなのかもしれません。―ちなみに好きな食べ物は…?オムライスとグラタンです。プライベートで、仲良しの女性パートさんたちと一緒に食事会に行ったりもします。よく男性が答えがちな、ラーメンとか焼肉はそこまで好きじゃないかもしれません(笑)。
創業から愛される尾道の味「郷の味するめ天」が一押し
―それでは、当社製品の中で一番のおすすめを教えてください。創業当初からある「郷(さと)の味するめ天」です。するめイカのうま味の濃い胴部分だけを使用した贅沢な一品で、そのまま食べてもいいですし、料理にも使えます。私は必ず、焼きそばの具材として入れるんです。形が美しく揃っているので、ちょっとした手土産にもおすすめです。自分のバッター液担当エリアでつくっている商品なので、より思い入れが強いんだと思います。それに、入社前に自分で買って食べた商品もこれなんです。ずっと作り続けていきたい商品ですね。
―当社のイカ天の衣は、ほぼ岡本さんがつくっているといっても過言ではありません。それでは最後に、全国のお客さまにメッセージをお願いいたします。「まるか食品」に入社してから20年以上が経ちました。これからも、お客さまに「美味しい!」と言っていただけるよう「衣づくり」を頑張っていきたいと思います。
✅岡本さんおすすめの「郷の味するめ天」はこちらからチェック!
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「まるか食品」で活躍する社員インタビュー連載をスタート。記念すべき第一回目は、SNS等に頻繁に登場して話題を振りまく小村紘平さんを直撃!仕事内容や充実した家族とのプライベート、パパとしての顔、当社製品の中から選ぶ推しの一品まで、気になる話や本音を聞いてみました。
商品の出荷からSNS発信まで担当
―はじめに、現在の業務内容を教えてください。
ダイレクトマーケティング事業部にて、オンラインショップやAmazonなどの大型モールの販促計画の立案、そして電話やFAXなどでお客さまから注文を受け、商品の出荷までを担っています。また、InstagramやX(旧Twitter)などのSNSで、全国のお客さまに当社商品の魅力も発信しています。
―入社へのきっかけになる出来事があったと聞きました。
学生の頃、尾道の某レストランでアルバイトをしていました。そこで初めてお会いしたのが、食事に来られていた創業者の川原鞆一会長です。恥ずかしい話なのですが、ワインをお出しする時、栓を開けられずあたふたしてしまったんです。焦って冷や汗が出ましたが、鞆一会長は怒ることなく「こうやって開けるんだよ」とワインの開け方を優しく教えてくれました。会長のお人柄に感銘を受けましたね。それがきっかけとなり「まるか食品」を知りました。
―もともと食品会社を希望していたとも。
そうなんです。実は、僕の祖父は福山市で豆腐屋さんを営んでおり、小さい頃から祖父について配達や販売のお手伝いに行っていました。そんな環境で育ったためか、食への興味が深かったんです。「まるか食品」で働けば、僕が思い描く未来を歩めると思い入社を決めました。
仕事は一貫してお客さまファースト主義
―「おむちゃん通信はるちゃん日記」が好評ですね。
2024年の4月から、ダイレクトマーケティング事業部の若手2人のプライベートを描いたパンフレットを月一で作成しています。内容は、子育てや趣味のことがメインです。お客さまへ、商品と共に同梱しています。
―ただ送るだけでなく、お客さまにお礼の一言を添えていますね。
感謝の気持ちを届けたいんです。ほんの一言ですが、手書きにこだわっています。そこはもう絶対に譲れません。通常業務の効率を上げ、お客さまへ「ありがとう」を伝える時間を必ずつくるようにしています。常連のお客さまには、更に一言を加えています。「おむちゃん通信はるちゃん日記」には、アンケートに答えていただくQRコードがあるのですが、そこから届くお客さまからの商品の感想や温かいメッセージを毎朝読むのがルーティン。僕のやる気の源になっています。
―SNSでは、自ら積極的に前に出て商品をPRしていますね。
「まるか食品」を知ってもらうためです。レモンやイカの被り物は僕の必須アイテム。全然恥ずかしさはなく、むしろ楽しいんです。尾道の街中を歩いていると「レモンの被り物の人!」って呼ばれることもあります(笑)。僕が前に出ることで、当社の認知度を上げていければと考えています。
男性初の育児休暇を取得!仕事もプライベートも全力で楽しむ
―男性初の育児休暇を取得しました。<br><br>2023年の3月に、待望の第一子が産まれました。その後、2ヶ月の育児休暇を取得。妻と一緒に育児に励みました。意外に思われるかもしれませんが、当社では僕が男性初の育児休暇取得者だったんです。
―社内の反応はどうでしたか?育児休暇が終わり仕事に戻ると、皆さん温かく迎えてくれました。当時立ち上げばかりのAmazonを任され、育休前より会社からの期待が大きくなっていましたが(笑)。しかし、男性初ともあってか、一緒に働く仲間から「ありがとう」の言葉をかけられました。男性育休のファーストペンギンになれてよかったと思っています。今後に向け、男性もしっかり育児に専念できる環境が整ったのなら嬉しいです。―その後も、しっかりお子さんと関わられていますね。素早く仕事を終わらせ、残業はせず定時退社を試みています。妻と一緒に娘を保育園に迎えに行くためです。子どもが小さいときなんてあっという間。一緒に過ごせるときを大切にしたくて。―料理も得意だと聞きました。自宅では基本、家事は僕の担当です。特に料理は、全て僕が担っています。誰から強制されたわけでもなく、自ら率先してやっています。実は僕、栄養士の資格も持っているんです。普段あまり使うことはないけれど、ふぐ調理師の免許も(笑)。ただ単に料理をするのが大好きなのも理由のひとつですが、食べる行為は生きるうえでとっても大事。旬の野菜や魚を取り入れて、毎日の献立を考えています。
―お休みの日は、どう過ごしていますか?自然が大好きなので、家族と海や川、山へ出かけています。とにかく多趣味なんです。キャンプ、釣り、スピアフィッシング、ツーリング、野菜づくり………、アウトドア系アクティビティは、ほぼ網羅していると思います(笑)。
―仕事も全力、休日も全力だと疲れそうですが…。それが全く疲れないし、苦にならないんです。寝る時間が一番もったいないと思っているくらい。ボ~ッとできない性分なので、マグロみたいな泳ぎ続ける生活をおくっています(笑)。誰かに強制的にやらされているわけじゃなく、勝手に体が動いている感じでしょうか…。仕事もプライベートも、全力で楽しんでいます。
アレンジ自由自在、万能に使える「するめ揚げ」が推し
―それでは、当社製品の中で一番のおすすめを教えてください。創業当初からの商品「するめ揚げ」です。イカを伸ばして衣をつけて揚げただけの、とってもシンプルなイカ天ですが、だからこそイカの旨みをダイレクトに感じられます。そのまま食べてもおいしいですし、色んな料理に加えアレンジして使えるんです。尾道以外では店頭に並ぶことはほとんどなく、購入できるのはオンラインのみ。もちろん、全国の皆様に食べていただけるよう、Amazonで気軽にお買い上げいただけます!知っている人は少ないと思うのですが、これぞイカ天の極みだと思っています。
―料理にも使えるとは便利!小村君一押しのレシピはありますか?
長いもを擦って、角切りにした「するめ揚げ」を混ぜ、そこにちょっとだし汁を加え、シンプルにフライパンで焼きます。焼きあがったら麺つゆをかけて、ネギ散らして食べるのがお気に入りです。居酒屋で食べる「山芋のふわふわ焼き」のようなイメージです。
そして一番簡単でおいしいのが、トースターで30秒程温めた「するめ揚げ」に、生のレモン絞って食べる方法です。当社の主力製品「イカ天瀬戸内れもん味」のクラフト版!是非皆さんに試していただけると嬉しいです。
お客さまに喜んでいただくことが励みとやりがい
―最後に、全国のお客さまへメッセージをお願いします。
何かと露出の多い僕ですが、僕自身を知ってもらうことで、当社商品をひとつでも多く知ってもらいたいと思っています。それに僕にとって、お客さまから直接いただくメッセージが一番の励みです。これからもどうぞ、「まるか食品」の小村を宜しくお願いいたします。もちろん「するめ揚げ」もお忘れなく!
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